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​私が、このアーティストと働きたい理由

ここでは私が惹かれ、彼女のプロフェッショナリズムに感銘を受けている

コラボレーター・アーティスト" Még "

のお話をさせていただきます。

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彼女は、

2003年にフランスに降り立ち

その後、

パリのモード界における名門校

40年、50年代のモード界で

ファッションイラストレーターであり、また画家でもあった

Suzanne Berçotによって設立された

Studio Berçot (スタジオ ベルソー)を卒業しました。

有名メゾンで経験を積み、

2010年より、自身のブランドも展開しています。

彼女自身のブランドでは、

彼女が描くデッサンを、自らの手作業でプリントし、

洋服をはじめ、

多くのファッションアイテムに仕上げています。

精密でいて、創造的に活動を行う彼女。

Még の世界観を味わえるデッサンが施されたアイテムは

どれも彼女のアイデンティティが、素敵に映し出され

既に、世界中からのファンが

お気に入りの一点を求め

パリ3区にあるマレ地区でも

週末の3日間しか店を開けていない、隠れ家的なショップへと

足を運んで止みません。

詩的で、繊細な絵を描く彼女は、

幼少期から

絵を描くことが好きな女の子でした。

私もアーティストMég の一ファンであるわけですが

今回、リデクレールのために

絵を描いてもらえることが決まり、

彼女の『絵』に対する思いを伺いました。

‐‐‐

彼女にとって、絵を描くこと

それは

好きであると同時に、自分への癒しにも

導いてくれるもの。

現在、自身のブランド展開で多忙な日々を

送りながら

『描くこと』へ費やす時間は

必須であり、自由であり、

自分の内を表現する時であり、無になる時であり、

『リズムに乗るまでは苦しいが、それでも続けることで

癒しに繋がる時がくる。』

と語り、

絵を描いていて、この瞬間が、最も心が高揚する時だ

と言います。

『私にとっては、絵も言葉なのです。』

彼女にとって

絵を描くことで、

その絵を感じてもらうことが

文字の読めない人や、子供との

コミュニケーションにもつながり、

その人なりの感覚で、それぞれに絵を感じてもらえることが、

そこにコミュニケーションが生まれている、

と感じています。

そして、

彼女の絵に、

とても惹きつける力があるのは。

話を掘り下げて、聞いたところ

『生きている事が奇跡だと思っているし、

生かされている事に、とても感謝している』

という彼女の思いに触れました。

‐‐‐

それが絵に現れているのだ

だから、

これほどまでに、人を惹きつける力があるのだ。

と、

確信しました。

色々な体験に遭遇し、

彼女は自身の絵を、作品として世に発信していこうと、

決めた。

彼女の描く絵には、いつも

温かみと純粋さを感じ、

人の心の、奥底にある世界を映し出しているかのようにも

見えます。

自分が生かされている事への

喜び、感謝、

生きている人への、

もしかしたら、亡くなっている人への

「生きる」ことへの様々な思い、

自分では意識しきれない、

しかし潜在意識に眠っている、もっともっと多くの思いを、

絵に描いて、

わたしたちの目の前に、

見える形で、

現わしているのかもしれません。

だから

彼女の絵からは、

見るだけで、ストーリーが浮かんできます。

リデクレールとのコラボレーションでは、

私が伝えたいメッセージを

彼女に伝え、

そこから彼女が受けるインスピレーションを感じて

描いてもらっています。

既に自分の魂とつながって

創造的に生き、活動をしている彼女と仕事ができて、

わたしは、本当に幸せです。

今回の仕事を引き受けてくれて

心から、ありがとう。

と、伝えます。

Még自身が展開するブランド「Még Sérigraphie (メグ セリグラフィ)」のページはこちら ⇒

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